ぼくがかんがえたさいきょうのふりっかーぐるーぷ(後編) / by yota yoshida

そういう訳でまさかの後編です。既に眠気と戦っていて楚の歌が四方から聞こえています。

- Me, Myself and I -

前編で紹介したStreet Minimalismに近いチョイスというか、こっちのほうが古いのかな。人が一人しか映ってはいけない、動物ならOKの明確なルール。どっちかというとミニマリズムというカテゴリがあるならば、こういう写真のほうがしっくりくるなという気もします。Top Contributors(グループ内の投稿数が多い上位者)もCasparやShinさんなど蒼々たる面々という感じ。こういう所を見るとつくづく写真に運が付け入る隙ってあんまり無いんじゃねえかなと思えてきます。

ANIMALogic

動物や動物の絵がメインに据えてある写真専門のグループ。何て読むのか謎な_ИГさんがadminです。動物写真というとナショジオだったり猫歩き的な可愛さや壮大さを想像されるんでしょうけど、ここで選ばれるのはどちらかというとストリートフォト的なロジックを応用した動物写真って感じでしょうか。自分でも何言ってるかよくわかんないですけど。猫専でHardcore Cat Photographyというグループもあります、何がハードコアかはさておき。

Hardcore Tree Photography

ハードコアって何だ!これだ!ハードコアって何だ!これだ!って若い人らと叫びたくなるくらいハードコアってなんなんだって感じですけど、見事によくわかりません。とにかく木がメインです。好きですけど。「ほほぅ、これはハードコアツリー行きですなデュフフ」などと独り言を言いながら木を撮ってるおっさんがいたらそういう事です。話しかけないほうが良いと思います。

Street Fight

Observe Collectiveによるグループです。FlickrグループのDiscussion欄を使って二つの写真を提示し、どっちが良いかとコメントを寄せ合って、最終的にVoteの多いほうが掲載されるという感じでしょうか。見た感じ、選ばれる二つの写真はある一定の共通性があるような感じです。そもそも他人の写真に対してAwesome!とかGreatとか!!!みたいな言葉しか飛び交わないFlickr内で、こういうグループは貴重かな。選ばれたこともなければVoteしたことも無いですけどね。Observeについて説明するのは面倒なのでググってどうぞ。

Landscapology

ランドスケープですけど、普通の風景写真ではないです。ニュートポだったりデッドパンだったり、やはりある種の思想というか、写真家のスタンスがチラチラと垣間見える写真ばかりです。一応ランドスケープのみって規定はありますが、絶対に人が写っちゃダメみたいなことも無いみたいです。あと似たようなグループで、Concept Street というグループもあります。こっちは人は入っちゃダメって規定があって、よりストリート寄りかなと思います。見比べてみるとまた面白い。

The world is a Street

ストリートのグループでいまどういう流れになっているのかを見るとすればここか、Don't be A Lemming 、Beyond Obvious とかでしょうか。あとはAnother Street とか。特に一定のテーマなんかは無いですけど、こういう所に載る写真ってだいたいどっかのコンペで賞撮ってたり、ファイナリストに選ばれてたりしますね。一枚一枚の構成力やストーリーテリング力が強くて、真似するとかそういうのはちょっとあんまり考えられない感じがします。別格。

You are not a dinosaur.

最後はこのグループ。別にストリート専ってわけではなく、ポートレートもランドスケープもファインアートもなんでもござれではあるんですけど、キュレーターの好みがしっかり反映されてて好きなグループです。勉強とかそういうんじゃなくて、単純に面白い。いままで紹介したグループでも「なんでこれが入ってんの」みたいに思うことはたまにあるんですけど、このグループはあんまりそういう事がないです。「お前恐竜じゃないけどパキケファロサウルスみたいだね」と言われてそうな感じのグループタイトルではありますけど。

以上です。昨日より頑張って書いた気がします。相変わらずなにが「さいきょう」なのかさっぱりですけどね。いずれにせよ、こういうグループを見て回って「ここに載せてもらうこと」を一つの目標としてみるっていうのも決して悪いことではないかなと思います。実際、自分も去年はそういうスタンスも若干ありましたし。注意深く観察することで、自分の視点に新たに何か追加できるような発見もあるかもしれません。また、自分のいまの立ち位置みたいなものも見えてくるかもしれません。ストリートフォトというとたまに「運が〜」みたいなことを言う人もいますけど、そういう「運の付け入る隙」がいかに狭く、またそういった運が到来した際に、より効果的にそれを捕らえるには、やはりそれなりの技量や視点を持ち合わせている必要があることを、こういうグループは教えてくれる気がします。

「役に立つことは書かない」とか言っていたのに長々と書いてしまいました。さすがにもう寝ますよ。