さよならポートフォリオレビュー童貞

お疲れ様です、俺ッス。先日受けたポートフォリオレビューの雑感を忘れないうちにまとめておこうと思う。

2/20の土曜日は午後から生憎の悪天候で、自分も新宿まで出るのはかなり億劫だったけどニコンプラザまで行ってきた。受付は午後1時半からとなっていたので、それまでJuna21の展示を見たり、ハイスペックな双眼鏡で遠くを見たり、D5の連射パワーを試してみたりして遊んでいたわけだけど、それでもかなり早く着きすぎたので1時20分くらいには受付してもらった。自分は二番目。別に1時半きっかり受付開始でもないようだ。で、天候の影響かどうかはわからんが、最終的には5名+オーバーエイジ1名となった。なんか時間に余裕があるときは35歳過ぎでもレビューしてもらえるようで。今回のレビュアーは大島洋さん、お名前は聞いたことがあるんですが失礼ながら著書も写真も存じ上げておらなんだ..すみません。まず冒頭に大島さんが「一枚一枚でどうこうという講評はしない、全体的に見て感想を言う」「学校で私の授業であれば突き返す、ここはニコンの提供する場なのでそうはしない」と仰り、やや緊張。進め方としては、大きなテーブルの島が2つ用意されているので、1番目と2番目の人が自分の写真を並べる。そして1番目が終われば2番目の人に移り、その間に1番目の人は片付け、そこに3番目の人が並べる、という流れ。そういう訳で1番目の人と同時にせっせこと自作を並べていた訳だけど、20数枚しか持っていかなかった自分に比べ、1番目の人は50枚くらい並べていたので「おお...」という感じだった。これは後でわかった事だけれど、みんなあんまり厳選はせず、とりあえず良さそうなものを40-50枚くらい持ってきている感じだった。で、1番目の人が講評されている間はそれをみんなで聞くわけだけど、飽きた人たちは2番目の俺の写真を見てくれたりしてた。おじいちゃんが俺の写真を見ながら凄いメモってたのは何だったのか気になったり。一通り講評が終わると質問タイムになる。これは他にレビューを受ける人や、見学にきた人らが行う。そんなこんなしている間に自分の番になった。ちょっと緊張してたので正確に何を言われたかは覚えていないけど、簡単にまとめると以下。

「ステートメントに書いてある内容を写真からは感じない」 付け焼き刃みたいに歯の浮いた言葉を並べただけのステートメント持って行って取り繕ってもしょうがないな、というかそんなもんお見せして申し訳ないですという気持ちでいっぱいになった。もうなんか無理に言葉にするのはやめようとつくづく思った次第。ちゃんと自分の言葉で、身から出るもん出さないと伝わらんし失礼だな。大きな課題。

「知的に意識して撮ってはいる。ただ今までの、既存のストリートスナップの表現からは脱していない」 この自覚はあった。知的というのはポジティブな意味として捉えて良いのか計りかねるけど、既存の表現から脱してはいないというのはその通りだと思う。潜在的にわかってはいたけどどこか考えないようにしていた箇所でもある。課題。

「ストリートスナップというと、やはりかなりの枚数を撮るんですか?」「いや、一日で多くても100枚程度です。多く撮ると雑になる性分なので...」「もっと枚数を見たいですね、出来が悪かったから持って来なかったわけじゃないでしょう」「はい、テーマにそぐわないと思ったので持ってきていないです」「テーマに合わないと思うものも入れて見なさい。そういうのはどこかのタイミングで気付く、そしてそこからガラっと写真が変わったりする」ちょっと頭でっかちというというか、自分の写真に対して自分の解釈を詰め込みすぎているのかもしれない、と思った。

「既に色々見ていると思いますけど、もっとたくさん写真展や写真集を見ると良いです。あなたは写真集を見たからと言ってスタイルをひょいっと変えるようなことはしないでしょう。だから色々見るといい。そのうちに気付くことがあると思う」写真集は参考というよりも楽しむために買っているし、それは写真展も同様で、何か勉強になるとか自分の写真に結びつくというのはあまり考えた事が無かった。写真に於いては技術的な側面が機械で大きくカバーされている分、いかに気付くか、何に気付くかがその人の表現を司る主になると思っているので、この言葉は心強かった。いま実践していることは間違っちゃいないんだなという意味で。ただ自分は影響は割と受けやすいと思うけど...

もっとお話したと思うけどあまり覚えていない。大島さんが他の方に「質問はありますか」と言ったのに、誰も手を挙げなかったのはちょっと悲しかった。なんなんだお前ら、他の人には質問してたのに。多分つまんなかったんだろうな...。でもそういや最後の人は他の見学の人から「プリントが見るに耐えない雑さで、人に見せるレベルじゃない。若い子ならまだしもある程度年齢がいってるんだからちゃんとやるべき」とか言われてて、ヒエって感じだった。あとは他の人の講評時に気になった大島さんの言葉を幾つか。

「何で〜を撮ろうと思ったんですが、という質問をされた時点でダメ。良いと思っている人はまずそんな質問はしない」「一枚一枚が違う構図で違う写真なのに、同じような印象を受ける」「情報量が多ければいい、というは数十年前であれば目新しい考え方だったが今はそれが当たり前のようになった。実際はある意味正解だけど場合による」「全てを言葉で説明するのではなく、言わないと決めて残しておかないといけないものがある。それは重要なこと、ネタバレとかそういう意味ではなく」

多分もっと色々言葉は引っかかったんだけど思い出せない、ボイスレコーダーは必要だな...けど経験という意味ではそれでもいいやと言う感じもする。次回のレビューも参加予定ではあるけど、次は感想をもうちょっとちゃんと書きたい。以上、長ぇよ。