ミーティングに参加しなくてはならんということで、いつもより30分ほど早く家を出た。路線の始発バスに乗ったが、外の気温はすでに30度を超えている。電車もかなり混んでいる。みんな暑い時間帯を避けているんだろうか。そして始まる汗まみれのおじさんたちとの壮絶なおしくらまんじゅう。毎日の事だ。俺はTシャツに短パンという無職のような出で立ちだし、出社後には別のTシャツに着替えるのでまだいいが、おじさんたちはおじさんの全汗を吸収したワイシャツを着て一日過ごすんだろうか。地獄か。会社について着替えを済ませ、炭酸水を飲みつつメールをチェックしていると、予定されていたミーティングのキャンセル通知が届いた。理由は書かれていなかった。理不尽さと汗臭さだけが残った。(324字)